またもやバラします
新型コロナウイルスによって外出を控えるようになって、もう1ヶ月以上経ちました。
その間、このブログではリール2台の分解や振り出し竿の分解といった、何かとバラす回が多めになっております。
またもやバラしていきます…
今回は…
ソルパラ SPX-762ML
フリーゲーム分解の回で比較インプレ?みたいなのをしていた竿です。これは、思い出深い竿でして、一番多くの魚種を獲っています。
まず、アジ、カサゴ、メバルといったライトゲーム定番のターゲットから、管理釣り場でのトラウト(長くて取り込み辛い、バラシが出るなどの理由で途中からこの釣りはアジングロッドに交代しました)、琵琶湖でのブラックバス、ブルーギル(子どもばかりですが…)、おまけに、バス釣りしていてたまたまナマズをあげたりしました。因みにそのときのナマズ↓
急に、めちゃくちゃ引いたのでびっくりしました。50cmぐらいだったと思います。
ある日、少しドラグで糸を出してやろうと思って、(ドラグも強めだった…)グッと引っ張ったのが運の尽き。
パギャン!
折ってしまいました…(T^T)(因みに折れたのは2ピースの上側)
完全に僕が悪いんです…
皆さん、糸を出すときは面倒でもリールのベールを返して出しましょう。僕みたいに竿を折ることになりますよ…
その後、家で他の使っていない竿で補修しましたが…失敗して、キャストするたびにパキパキと補修部が鳴るように。(おそらく、接着不良)よって、その後、出番が減ってしまい、家に置いているだけになっていました。
よって、この使わなくなったソルパラを分解して、部品を取ることにします。
はい。まず、
ガイドを取ります。取り方はガイドをひっつけている樹脂をドライヤーで少し熱して柔らかくし、カッターで下のスレッドという巻き糸ごと削り取ります。(ブランクを削らないように)
すると、ガイドが取れます。
取るとこんな感じになります。全てのガイドを取っていきます。
ガイドを全て取ったら、カッターナイフを用意して、ガイドリングが割れていないか確認します…どうやら、割れてはいないようです。まだ、使えますね。(ガイドの割れは、ガイドの内側にカッターナイフの刃を当て、ぐるりと一周させると分かります。割れている場合、一周させようとしたカッターナイフの刃がカチッと言って、止まります。そこが割れている部分です。割れるといっても目で確認しづらいヒビが入っているくらいのものなので、気づかないことが多いです。割れたまま使うと特にPEラインであると、すぐ毛羽立つようになります。皆さんも定期的に確認をおすすめします。)
ソルパラの折れた補修部は再利用しないので、ノコギリで切り取ってしまいます。(下の画像左側)
切れたら、上の画像右側の方の断面だけ400番の紙ヤスリで整えます。
次に、グリップを分解していきます。
まず、EVAグリップを毟り取っていきます。
フォアグリップからやって…
リアグリップも毟り、ついているメタルリングやリールシートナットも取ります。これらに関しては再利用出来る気がするので取って置きます。
そして、ここであることに気づきます。フォアグリップを毟ったときの画像を見てもらえば分かりますが、ブランクがフォアグリップのEVAの下に隠れるところで、竿より太いカーボンパイプで竿全体を延長しています。
…やっぱり、竿分解したらいろんなことが分かるなぁ(´▽`)
ただ、このカーボンパイプと竿は、熱しても引っ張っても分解出来ず…
こうなりました。(面倒臭くてぶった切りましたw)
こうして、最後は…
なんやかんや細切れになりましたw
この分解した竿は僕がまた竿を折ったときに修理出来るように取って置きます。
…何回も言いますが、横着こいてドラグで糸を出そうとはしないように。僕みたいに…(T^T)